活動報告

真髄

 15日、65回目の終戦記念日を迎えました。私は1962年8月2日の生まれですから、戦争を知らない世代の1人ですので、この65年間日本が歩んできた、戦争の無い平和な世の中しか知りませんし、これが、世の中の当たり前の在り方として捉えて育ってきている世代です。

 日本史を振り返ってみますと、我が国に国の成り立ちが刻まれ始めてから約2000年が経ちますが、我々が学校で普通に習う歴史の年表を見る限りにおいては、この間に、国が比較的安定し平穏に経過したのは、奈良に都が移ってから清盛が出てくるまでの300年程と江戸時代の250年、そして、第二次世界大戦終結(1945年8月15日)後から今日までの65年間くらいからなと思うんですが、さて、どうでしょうか。

 で、この間を時間にして見れば、全体のおよそ4分の3以上を何らかの戦や戦争に費やされている事になりますから、分類してみますと、今日の安定した平和な状態と言うのは、結構貴重な時間になって来ますので、先人の努力でもたらされているこの平和な状態を絶対に覆してはならない事を改めて決意させられます。そして、それらを脅かすいかなる火種も起してはなりません。それが、今を生きる者の使命と心得ます。

 政治が担うは、国・地方問わず民政の安定であり、いかなる理由が有ってもこれを崩さず維持する事です。そのためになずべきは、歴史を解釈する事では決して有りません。歴史の事実は誰も否定する事はできませんし、曲げる事も消し去ることもできません。近隣諸国や世界に対して顔向けの出来ない事も、逆に胸を張れる事も、そら様々に有るでしょう。しかし、理由の如何を問わずそれが歴史の事実ならば、それらに対しては目をそむけず、真正面からしっかり見つめ、過去の出来事を素直に受け入れ、真摯に受け止める事です。過去に対してはこれ以外にとるべき姿勢は有りません。それが、今日のような平和な社会を築く出発点ですし、それらを教訓として肝に据えてこそ、平和を脅かすあらゆる策動を絶対に起こさないための真髄に他なりません。
 始まったばかりの21世紀です。この平和な世の中を後世にしっかり引き継げるように、今日の状態を覆すような、いかなる策動も許さず、平和の維持、発展に向け、皆さんご一緒に取り組んで行きましょう。











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川西町議会議員
芝 和也