活動報告

論戦

 10日から9月議会の論戦が始まりました。今議会は、川西町の婦人会の皆さんが議会傍聴にお越しになり、日ごろはさびしい傍聴席ですが、年に一度、婦人会の皆さんが来られるこの時は、傍聴席がずらっと埋まります。常は、なかなかこうなりませんでして、けっこう閑散とした議場なんです。
 まぁ、これだけが原因とは限りませんが、私が思うに、やっぱり我々議員が、皆さんの期待を背負ってもっとしっかり論戦する場にしていく事が必要なんでしょうね。皆さんに関心を持ってもらうためにも、意に添い期待に応えるように努めねばと改めて感じた次第です。
 さて、今回私は、こうした事も含め、新たな取り組みを二つ提案しました。一つは、川西町のまちづくりの方策として、住民の皆さんと役所が一体になって取り組みを進めていける条件整備が必要と、常々感じているところなんです。そこで、こうした情報共有の場として、役場の部課長が講師になるなりして、今取り組んでいる課題や現状について皆さんにお知らせする意味からも、「町民講座」とでも称して、情報交換勉強会のような取り組みを、住民の皆さんとの間で持つ事を提案しました。
 これは、何か事が有った時に住民説明会のようなものを開きますが、そう言う、個別の事業に絞った質疑応答の場とは違い、もっと気軽に日常の役場の取り組みを、その部署の担当者が説明をし、ざっくばらんに住民の皆さんに問題点なり現状認識を深めていただいたりして、率直なご意見を頂くような意見交換の場でもあり、職員の説明能力、情報収集能力、意見の集約能力等の向上につながる場にもなると思っています。これらを通じて直に住民の皆さんの意向や気持ちを職員自身がつかみ取り、全体の奉仕者として住民の皆さんと一体に、お互い知恵を出し合いながら、まちづくりや町政運営に頑張ってほしいと願っています。ぜひ、取り組んで行きたいと思っているんですが、皆さんいかがでしょか。ただ、町長からは、この点では、突っ込んだ返事は有りませんでした。
 もう一つは、町長や幹部職員が各自治会に出向いて、その時に抱えている諸問題や、町財政の事、施策の中身や今後の構想を語り、参加の皆さんと意見交換をする、町政懇談会のようなものを毎年展開する事を提案しました。
 これに対して町長は、地方分権が叫ばれる中、各地の自主的な取り組みが求められてきている。住民ニーズも多様化していることからも、現状を理解する事は大切な事として、今秋、10月の末に自治連合会との共催で自治会長さんに集まってもらって、「町政懇談会」を持つ意向を示しました。
 まぁ、これはこれで良い事ですし、この手の取り組みは、これまでは有りませんでしたから、これをきっかけに発展していく事を大いに願っていますが、私としては、せっかくの取り組みですから、提案したように、この懇談会をもっとオープンにして、広く何方も参加いただく場として提供し、地域の事やそれぞれに感じておられる町政への要望などをお聞かせいただく意見交換の場が必要ではないかと思っています。幸か不幸か、川西町では20ヶ所程度の開催で、こうした事が出来るんですから、この条件を大いに活かさん手は無いと思っています。皆さんは、どう思わはりますか。
 町長は、どちらかと言えば、こうしたそれぞれの意見は、町内には、自治連合会や婦人会、それに老人会等の比較的大きな団体としてはこの3つがあるので、そうしたところで有る程度まとめてもらっているだろうから、まずは、これらの団体の皆さんを対象に懇談し、個別の事象で必要が生じれば、出向きたいと、今のところは考えているようです。
 ここが私とは意見の違う所です。やっぱり、自分たちが住んでいる川西町がどんなまちで有ってほしいかは、各自、それなりに思いを巡らせてはると思います。その各自の思いや声を集めて、みんなの知恵と工夫を積み上げて行くのが自治体の取り組みですから、その取り組みを役場と一体に情報を共有し合いながら協力して進めていく事が、まちづくりの基本と感じていますし、町としてはこうした事を今後整えるべき課題だと思っています。そのためにも、みんなの声が集まり反映できる場が無かったらあきませんので、自治会ごとに開かれる、こうした懇談会等の気軽に誰でも参加できる場の確立に頑張って行きたいと思っています。以上が、今議会の一般質問で取り上げた内容です。ぜひ、この点での皆さんのご意見お聞かせ下さい。よろしくお願いします。
 それからこの日は、国への意見書が2本と、県への意見書が1本、出席議員全員の賛成で採択されました。
 国への分は、奈良県農民連から陳情が有ったもので、米価の大暴落に歯止めをかけるための意見書と、農機具等に使う免税経由制度の継続を求める意見書です川西町でも農家経営は非常に厳しく、応援する農政が求められています。これに応えるためにもこの手の意見書は必要として、陳情者からの意見書案文をそのまま採用し、出席議員全員(1人欠席)の賛成で採択しました。
 県知事への意見書は、吐山にあります、県立野外活動センターの存続を求める意見書で、私が提案した物です。同センターは、川西小学校も式下中学校も野外学習の場として活用している施設で、このセンターが無くなれば、教育施設を活用しての野外活動の場が無くなることからも、存続が必要との事で一致し、こちらも出席議員全員(1人欠席)の賛成で採択され、川西町議会として同センターの存続を求める意思が示されました。
 センターの存続については、利用者やセンター補助員のOB等で作る「奈良県立野外活動センターの存続を願う会」が結成され、存続を求める要望署名にも取り組まれていますので、こうした運動とも呼応して、ぜひ、みんなの力を合わせて、引き続き活用できる施設として残すよう、求めて行きたいと思います。皆さん、どうぞよろしくお願いします。









ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。

川西町議会議員
芝 和也