川西町議会議員芝 かずや

活動報告

3月議会議事日程

 3日の木曜日に議会運営員会が開かれまして、3月議会の日程が組まれました。開会は10日の木曜日からになる見通しです。詳報は本ウエブサイトでもアップしていますので参照下さい。 (http://www.k-shiba.jp/assembly_contents87.html)
 10日の開会日は、一般質問と議案上程、提案理由の説明、上提案に対する総括質疑、それから、議員発議としての意見書の提案と採決が行われます。
 そもそも議会は公開が原則でしてそう法定されています。川西町議会では、委員会の傍聴は部屋のスペースの関係から、傍聴するには委員長の許可が必要なんですが、本会議は議場に一定のスペースを確保して有りますし、役場ロビーに設置されているテレビにもモニターされていますから、何方でもご覧頂けますので、時間と都合が許せるようでしたら、是非、議会傍聴にお越しください。
 最近は、議会の開会時間を平日の日中にせずに、夜間や祝祭日に開くようにしている議会も出てきているようですね。川西町議会ではそう言った話しはこれまでのところまだ俎上には上っていませんが、皆さんは、議会の開会日時について如何お考えでしょうか。こうした、開会時間帯の変更を求める意向が多いようでしたら、議会としても大いに応えていくべきと私は思いますが、これまでのところ、こうした声は直接聞かせてもらっていませんし、イベント的な取り組みとしての試みはともかくとしましても、日常の議会を日中からはずと言うのは私の考えには今のところ有りませんので、私からこの手の提案をした事はありません。
 何れにしましても、普段の議場の様子はと言いますと。傍聴される方はまずおられませんので、議員と理事者だけが粛々と議論を進めていると言う状態です。これはきっと、地方議会として、その役割を担わせてもらっているわれわれ議員の働きが、正直なところ皆さんからすれば、「議員はいったい議会で何をしてるんや。さっぱり分からへんな」と、言う所ではないでしょうか。これが、我々がしっかり皆さんの声をくみ上げ、町政に反映する役割を果たしていると言う働きが有って、その様子がもっと表に出て来ていて、そう認識してもらっていれば、きっと、皆さんの視野に入れてもらえる事にもなり、もっと関心を持ってもらう事となるでしょうから、傍聴にもお越しいただけるんではと、私が勝手に思っているんですが、如何でしょうか。ぜひ、ご意見をお聞かせ下さい。
 今度の3月議会には、老人クラブの皆さんの傍聴が有ると聞いています。おいでいただく皆さんの関心にどれだけこたえられるかは分かりませんが、川西町が住民の皆さんの意に添い願いに応える、身近で役立つ町政となるようにしっかり頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。
 さて、今議会には、看護師等の増員を求める会より「医師、看護師、介護職員の夜勤交替制労働者の増員」を求める国等への意見書の陳情が要望書と共に参っておりました。3日の議会運営委員会で、私が紹介議員になり、宗行正昭議運委員長と島田育浩副議長が提案賛成者として名を連ねてくれはりましたので、上程する要件がととのいましたから、本会議に掛けられる事となっています。
 皆さんはどない思わはります?必要な時に必要な医療を受ける事が出来るのは、普通に考えれば当たり前のように思うんですが、それがなかなかそうなっていないのが現実なんですね。特に奈良県では、救急搬送の患者さんの病院収容までの時間が、全国の平均値よりも遅く、近畿圏では一番時間を要しているのが現状なんです。救急隊の現場到着時間はそんなに遜色は無いんです。問題は、現場から病院までの時間でして、これは病院までの距離が他府県に比べて奈良県の場合は面積も広くものすごく遠いから何て言う訳では決して有りません。ネックは、医療機関の受け入れがスムーズに行くかどうかにかかっているようです。これは、奈良県だけの事象では有りませんでして、全国の平均値も年を追うごとに病院に収容されるまでの時間は徐々に伸びているのが実態です。ですから、この改善は全国共通の課題でもある訳です。
 で、その要因の一つとして上げられるのが、病院スタッフの充足状況により左右されていると言う問題です。看護師さんを例に見てみましょう。奈良県の充足状況で言いますと、人口10万人当たりの数が、867.5人でして、全国平均が980.7人ですから、全国40位との事です。こうした問題の改善は、現場や医療スタッフ個々人の努力だけで決して出来るものでは有りません。根本は、この分野につぎ込む国の予算を根本的に厚くする事が必要ですし、労働条件を、国際労働機関が示しているように、医療スタッフなどには、夜勤後退制労働者の実労1日8時間を厳守し、週32時間以内で勤務間隔を12時間以上とするなど、労働衛生も含めてきちんとした対応を確立する事が最低限必要な条件整備でしょう。こうした条件整備がきちんと敷かれてこそ、患者さんの安全にも繋がり、医療現場で働くスタッフの側も心身ともに健全に活動できるというものでは無いでしょうか。
 住民の皆さんの健康を支えていく上でも、大変重要な内容を含んだ意見書で有りますので、是非、無事に採択されるように努めて行きたいと思っております。











ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
 

川西町議会議員
芝 和也

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