活動報告
- 決断
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ぼちぼち梅雨入りですね。だんだんと暑さが増してきていますがお変わりありませんか。この間、マスコミでもよく取り上げられている問題ですが、深刻の度合いが非常に増してきている地球温暖化の問題がありますね。その影響は、食糧問題も含めいよいよ近い将来人類の生存そのものが危ぶまれる迄になってきています。この問題、これまで４０億年と言う地球が営んできた長い歴史の中で、ほんの一瞬に過ぎない産業革命以降のこの百数十年程の間に、我々人類が大気中に二酸化炭素をどんどん排出して大気のバランスを崩してしまったことが最大の要因です。温暖化は大変な自体を生み出した人類に対して地球が警鐘を鳴らしている問題です。われわれ人類が目先の利益を優先し、後先考えずに突き進んだ結果、崩してしまったこのバランスをコントロールするのは当然われわれ人類しかありませんし、それが至上命令であり責任です。そして、問われているのはそれを実行する政治判断であり、求められている今日的問題です。
この問題、世界各国の受け止めの度合いにも濃淡が顕著に現れています。ご承知の皆さんも多いと存じますが、すでにヨーロッパでは政治的決断がなされ自然エネルギーの採用が開始され、二酸化炭素の排出量削減への取り組みが始まり削減目標を定め、目標の超過達成をするなど大幅な削減に踏み出しています。私ども日本共産党も調査団を送り、こうした先進地の取り組みを勉強してきたところです。報告は、以下のアドレス(http://www.jcp.or.jp/tokusyu-08/06-global_warming/)か、当サイトのリンクバナーかリンク集より、日本共産党のホームページにつないでいただいて、トップページの特集をクリックし地球温暖化対策・日本共産党欧州調査団報告を開けください。
温室効果ガス削減に向けたわが国の取り組みは、残念ですがこれらヨーロッパ諸国には大きく水を開けられ、すでに後進国となっています。問題解決には早急に取り掛からねばなりませんが、これには各自治体の取り組みも含め自然エネルギーへの転換が求められているところです。今後の方策が世界と後世に対して責任を果たす大きな分かれ目と言わねばなりません。
社会保障等、諸制度の改善問題でもルール有る経済社会の取り組みが求められていますが、こうした自然環境の破壊も利潤第一主義の現在の社会の仕組みが作り出した大きな矛盾以外の何物でもありませんから、この点でもルール有る社会の確立が求められています。そして、これらをコントロールできるのは、やはり政治的な決断以外の何物でもありません。後世と地球の将来に責任を持つ新しい政府の樹立に向け共に力を合わせましょう。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせください川西町議会議員 芝 和也