川西町議会議員芝 かずや

活動報告

道は開ける

 自民党内の出来事ですが、同党の総裁選挙もたけなわです。総裁選の結果が出て首相が変わったからと言って、これらから先の暮らし向きははたして好転するんでしょうかね。町内のあちこちでいろいろ話を伺いますが、この争いに「期待してんねん」などの声は、全く聞こえてきません。小泉内閣以来の構造改革路線が大きく影を落とし、住民生活にはその影響がそうとう深く及んで来ていますから、当然の結果です。とにかく老いも若きも暮らしの多くの部面で、年金や医療保険はもちろんの事、税金にしてもそうですし、水道料金や給食費など各種の手数料も例外なくその負担は膨らむばかりです。一方、肝心の収入は伸びずに展望は開けるどころかすぼまるばかりです。

経済は外需頼みで外交はアメリカの意向を汲むこれまでの基本姿勢を180度切り替える政治の舵取りが根底から求められています。この姿勢の切り替えが無い限り、その舵は誰が握っても進む方向が変わることはありません。

それは、経済界からの潤沢な政治資金の受け入れやパーティーを開いてじゃんじゃん資金を稼ぐなど、財政支援をしこたま受けて、日本の国土をアメリカに提供し、アメリカの戦争にもろ手を挙げて協力する事が日本の生きる道と考えている、これまで、何らかの形で政権に参加した事がある日本共産党以外の政党では、現在まで続くこの太い路線の転換を図れる事は絶対に有りえないからです。財界やアメリカの紐付きで無い日本共産党こそがその舵取りの確かな担い手です。

 川西町議会では、日本共産党はわずかに一議席ではありますが、他の議員の皆さんからも、今日の地方自治体や住民の置かれている状況を良しとはせずに、現在の自公政権、特に虚構の多数を占める自民党に対して、「一変政権を替えなあかん。民主党にやらしたったらええねん。まぁ、変わらへんやろけどな。」と、民主党等への期待はそう熱くは無いものの現政権の下野を望む声が強まっています。

 今度の九月議会には、年金受給者の住民税を年金天引きにする事や、ゴミ袋を有料化に踏み切る条例案が提出され審議が進められています。地方自治体に於ける構造改革路線の見事な現れです。ところが皆さん。疑義を質し歯止めを求める声は日本共産党以外からは上がってきません。

 路線の転換は、下野を求めたり政権交代を望んでいるだけでは変わりません。実際に態度で表わせる日本共産党が増えてこそ、自ずと道は開けます。






ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。

町議会議員 芝 和也

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