川西町議会議員芝 かずや

活動報告

師走

師走

 時の経つのは早いもので、今年ももう12月です。何となく慌ただしさが増す師走に入りましたね。 今年も様々なところで、多くの皆さんにお話を伺う機会がありましたが、共通するのは、「特に贅沢もせず普通に暮らしているにも関わらず、いろんな方面で暮らしの負担が膨らむ一方でぼちぼち限界や。」と言う内容です。ほんとうに節実です。

 考えてみますと国や地方の税金も健康保険など社会保険料も、自治体の各種手数料や生活に欠かせない水道料金もほとんどの分野で引き上がっていて、なかなかつらい話です。

 望まれるのは経済対策ですが、有効な手立ては一向に見えてきません。業者の皆さんへの融資制度の拡充措置も、実際には銀行からの貸し付けそのものが実施されん事には、いくら保証協会の保証枠が確保されても事実上対策として機能していないのと同じ事であって、効果は発揮される事はありません。投機マネーの運用に多額の資金を投入してきた大手銀行への援助措置は、銀行にはめちゃくちゃありがたい話かも知れませんが、この手立てでは、実態経済を担う生業を営む庶民への貸し渋りが改善される道には全く繋がっていません。

 麻生首相は、景気対策は年度末には間に合わすとおっしゃいますが、お金が一番必要な時期は年末です。景気対策の目玉として打ち出してはる給付金も、効果の程は定かではありませんし、年度末の支給も危ういと言うのが手配を担当する自治体の生の声です。
 深刻な社会問題となっている雇い止めなど、体力も力も十分にある大企業の横暴勝手を許さずに、すでに欧米では当たり前になっているルールの確立こそ、個人消費を喚起して行く最善の手だてです。これまでの外需主導の経済の軸足を内需主導に切り替える取り組みこそ何よりも欠かせません。日本共産党は、あまりにもこれまでの日本政府がとってきた一連の大企業とアメリカの要求に耳を傾けすぎた偏った取り組みを改めて、日本の経済の軸足を本来あるべき内需中心に切り替えるべく働く皆さんとしっかり手を携えて頑張ります。
 この道を一緒に切り開こうではありませんか。







ぜひ、ご意見・ご要望をお聞かせ下さい。
町会議員  芝 和也

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