活動報告

心ここに在あらず

 「健康とは、たんに病気あるいは虚弱でない、ということでなく、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であること」。これは、WHO(世界保健機構)による健康の定義です。つまり、健康とは、ただたんに病気をしていないだけでなくて、精神的にも社会的にもより良い状態で日々生活を送っている事を言うようです。

 日々の暮らしぶりを、この定義に照らしてみて健康度はどうでしょうか。結構広い意味でとらえられますので、一概には言えないでしょうし、同じ状態でもその人の感じ方でも違いが生じる問題でもありますが、私が感じているのは、毎日のニュースで報道されている働く皆さんを取り巻く環境悪化の状況からすれば、現在の日本社会では決して「健康です」と胸を張って言い切れるような状態ではとてもないと思いますが、いかがですか。

 現に私の元に舞い込む相談ごとにも、これまでに比べて、就職と労働関係の相談がだんだんと率が高まっていますし、同時に、リストラや非正規雇用など貧困と格差の広がりや、学校や職場での過度の競争など、不安定要素の常態化からメンタルヘルスに不調を引き起こすケースが広がっているように思えてなりません。健康の回復や維持は、医療行為のみで解決できるものでもありませんから、健康と政治、社会と健康、これらのかかわりは密接につながっている問題です。とりわけ、みんなで作る政治はこの定義に照らして、努めて良好でなければなりません。

 ストレスと上手に付き合えと、良く効きますが、どうする事が上手に付き合う事なのかは、結構難しいですよね。人間の本能としてストレスを感じる事が、危険を察知したり回避したりと必要な備えのようです。問題は、その重圧の度が過ぎると様々な問題が生じるようです。とりわけ政治が生み出した不安定要素は、政治の責任で取り除かねばなりませんね。それにしても、この間の政府を取り巻く一連の騒動は、庶民の暮らしと社会情勢の改善など全く心ここに在らずですね。








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町会議員 芝 和也