川西町議会議員芝 かずや

活動報告

閉校式

 今年も桜の季節がやって来ましたね。例年ですと、開花から満開までが一週間程度との事ですが、今年は、先日来の冷え込みで結構満開になるまでに時間的な余裕ができたようで、花の季節が長く続くとの予報が流れていますね。川西町でも、丁度見ごろになってきたようです。満開とともに、気温も平年並みに戻るとの事ですから、お花見には持って来いのようですよ。大いに満喫してくださいね。

 さて、春は出会いと別れ、始まりと終わりを迎える一つの節目の時期にも当たります。そんな中、川西町では新年度から二つの小学校が統合し、新たに川西小学校としての歩みを始める事になります。これに先立ち、三月二十五日に唐院と結崎の両小学校の閉校式が行われました。あらかじめ、議員間で式典の来賓の数が偏らないように、振り分けをして参加する事を打ち合わせて当日を迎えました。私は、唐院小学校の閉校式に参加をして参りました。

 一八七四年(明治七年)一月二十八日、一つの学校の歴史が始まりました。今を去る事百三十五年前の出来事です。当時の日本の様子はつぶさに知る由もありませんが、近代日本の始まりの頃ですから、外国からの文明が伝わり始め、それまでの日本社会に一気に機械化をもたらすような大きな転換の時期であった事でしょうし、物の生産性がそれまでに比べて大きく向上する事になったでしょうから、新たな希望と活気に満ちた地域社会が想像されますが、はたして川西町ではどうだったんでしょうね。

そういう中、時期を同じくして産声を上げたのが唐院小学校です。同校の沿革史によりますと、保田、唐院、小柳の三大字が連合して、唐院箕輪寺で児童数八十七名でのスタートとの事です。以来百三十五年の歴史を刻んだ学校が、本年三月三十一日をもって幕を閉じました。
 何でもそうですが、始まりが有れば終わりは有りますし、その瞬間に立ち会いますと、関係者の方々の想いが伝わり、感慨も一入です。当日のセレモニーでは、工夫を凝らして同校の歴史を振り返り、参加された多くの皆さんの思い出を呼び起こして、幕を下ろすにふさわしいプログラムが準備されていました。数々の思い出が同校の卒業生をはじめ多くの関係者の皆さんの胸に深く刻まれたことでしょう。









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町会議員 芝 和也

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