川西町議会議員芝 かずや

活動報告

入学・入園おめでとう

 今週は、町内でも各学校の入学式が続いていますね。先週と先々週の冷え込みで、桜の開花がつぼみから満開になるまでに一定の時間がかかりましたので、満開の時期が今週の入学や入園の時期とちょうど重なって、見事な桜が出迎えてくれる艶やかな光景に恵まれていますね。例年ですと、花の盛りが過ぎたころに当たりますから、今年の新入生には何よりものプレゼントになったんと違いますやろか。入学、入園おめでとうございます。
 さて、話は変わりますが、定額給付金の受け取り手続きは如何なさっていますか。「景気後退下での住民の不安に対処するため、住民への生活支援を行うと共に、あわせて、住民に広く給付することにより、地域の経済対策に資する事を目的としています。」これは、定額給付金の目的を説明している役場からの案内の一文です。一人当たり一万二千円(六十五歳以上と十八歳以下は二万円)が支給される制度ですが、この目的通りに事が上手く運んで功を奏するのでしょうかね。何れにしてもせっかくの制度ですから、皆さんには有効に活用いただく事が一番ですし、受け取り漏れのない事を願うばかりですが、もう申請の手続きは済まされましたか。半年の期限が有りますので、くれぐれも申請漏れのないようにご注意くださいね。

 さて皆さん。この給付金とセットで麻生自公政権が決めはった事が有るんですが、ご存知でしょうか。それは、二〇一一年に消費税率を引き上げようと言う事と、もう一つ、日本経団連など財界からの強い要求にこたえて、法人実効税率の引き下げの検討を行おうと言う事です。これはどう言う事かと言いましたら、庶民には、一回だけ給付金を支給するけれども、二年経ったら、消費税の税率を引き上げて新たな負担をお願いしますよ。しかもず~っと。そして、法人の皆さんには実効税率の引き下げを行わせていただきます。これもず~っと。と言う事であります。しかも、消費税の税率ですが、財界からの要求は二ケタ台ですから、ひどい話やと思わはりませんか。これね、メーカーは力がありますから、消費税が何%になっても、全部販売価格に転嫁する事ができますので、一円も負担しなくて済むんですよ。実は。

ひどい話ついでにこの消費税ですが、導入から早いもので二十年が経ちました。この間に皆さんが納められた消費税の総額は二百十三兆円に上っているんです。一方、消費税の導入と同時に大企業などには減税策がとられまして、その結果法人三税は百八十二兆円減っているんです。結局、この間、皆さんが納めた消費税は、何の事はない大企業減税の穴埋めに使われたと言うのが事の真相そのものだと言う事なんです。
 「社会保障の財源に充てんねやったらしゃ~ないな」などと思っていたら、実は全然違う使われ方をしてたと言う事です。騙されてなるものかですよね。庶民が犠牲になる消費税率の引き上げを食い止める世論と運動を大いに盛り上げて断固阻止しようではありませんか。私ども日本共産党もがんばりますので、皆さん共に力を合わせましょう。









ぜひ、ご意見・ご感想をを聞かせください。
町会議員 芝 和也

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