活動報告

見通し

 今朝は、結構激しい雨が降りましたね。久しぶりに雨だれのたたきつける音で目があきました。梅雨入りの発表からしばらく経ちますが、なんかやっと梅雨らしい天候になってきたようですね。地域によってはすでに、水不足による取水制限の話もニュースでは流れ始めていますし、降るべき時にきちんと降って夏場の水の心配がいらないように確保できると良いですよね。と言うふうに想いは募るものの、なかなか、そう、うまい具合に事は運んでくれませんね。私の記憶では、梅雨の雨や夏の暑さ、冬の寒さなど、時の天気予報からは、「期間を通して観測すると平年並みの雨量や気温で経過しました」と、言うような話をよく聞いている気がするんですが。皆さんはそんな気はしはりませんか。

 さて、6月は川西町の定例議会が開かれる月で、6月18日に終了しました。提出された議案は、前年度と今年度の補正予算が中心で、中身は、前年度の補正は事業の清算による減額補正などで、今年度は通学路(役場西側交差点)の安全対策や人件費関係の補正でした。

議論になったのは、国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金等の充て方です。町長の説明からは、財源対策としての考え方しか伝わって来ませんでしたが、このお金は幅広く使える性質を持っていますし、地域の活性化策と言う目的からして、もっと目線を変えて、この間議論に上っている、義務化された個人住宅用自動火災報知機への設置費補助や、温暖化防止に向けた自然エネルギーへの転換策等に活用するなど、施策としても住民の暮らしを支え、その予算支出が、地域経済を潤す取り組みとなり、本対策の中心的な目的が生かされる事に繋がる、こうした観点が貫かれた取り組みとなるよう、検討を求めました。

また、一般質問では、「子どもに係る貧困問題への対策」として①高校向け救済貸付的な制度の創設を。②就学援助制度の徹底問題。③給食費等の不払い対応は自治体で責任を負う事。④義務教育終了を目指して子どもへの医療費助成を小学校卒業まで引き上げる事。の四点を求めました。

町長はこの内、子どもの医療費助成に関して、次の九月議会に福祉医療全体の変更を含めた条例提案を行う旨を説明し、来年度からの実施に向けた見通しを示しました。九月議会で詰めの議論が求められます。
 この一般質問は15日に行われまして、そこでの町長の答弁は、「子どもの医療費助成に関しては、現行の所得制限をはずしたいし、小学校卒業までに年齢も引き上げたいとして、来年度から実施に踏み切る」旨の意向を示しました。加えて、18日の本会議終了前に、これまでは、こんな事はありませんでしたが、一般質問の補足をしたいとして説明に立ち、「対象年齢の引き上げについて前向きに検討する話をしたが、子どもの医療費は、母子や障害者など福祉医療全般にも関連するので、改善内容を再検討して、九月議会で福祉医療全体を含めた条例を提案する」旨を明らかにしました。「何れにしても、子どもの医療費助成年齢を前向きに改善していく事には変わりは無いし、具体化する事は変わりはない」と改めて説明がなされました。
 私は、この子どもの医療費助成制度の対象年齢の引き上げについては、初当選(1991年4月)以来、一貫して求めている問題の一つですが、これまでは、町独自に取り組む姿勢はなかなか見られませんでした。当初は、0歳児のみで有ったんですが、他市町村や県の制度改正もあって、三歳児まで、就学前までと、徐々に改善されてきました。しかしそれは、県の制度改正に同調しての事でした。今回は、それを思い切って小学校卒業まで引き上げる方向を示した事は大きな変化ですし、実施されれば制度としては大きな前進になります。
 丁度今、7月12日投票の町長選挙を控えて、新人の側がこの問題を掲げてはります。そこで、44年ぶりの「現・新」一騎打ちの選挙と言う事も有って、ほとんど政策論争はありませんが、具体策としては、この医療費助成が一つの争点になっているようです。
 やっぱり選挙と言うものはえらいものですね。私は、この問題でこれまで何度も議論を重ねて来ていますが、今回のような前向きな判断は町長からは有りませんでした。しかし、一度住民の関心の一つにクローズアップされてくると山が動くと言いますか、政治がそれに応える動きをみせるようになるんですね。今回の事は、その一つの現れでは無いかと思っています。
 近隣の広陵町でも先日、町長選挙がありました。ここでは、残念ながら当選には至りませんでしたが、日本共産党も加わった住民の会の候補が掲げた政策の内、中学校給食の実施と町立公園の駐車場の無料化等が、当選した現職も踏み切る事を明かにされているようです。
 要求実現に向けた様々な取り組みはもちろん大切ですし、それが無くては事は始りませんが、やっぱり選挙は大した制度です。選挙を通じて住民の願いが実って行く。どなたが首長に就任なさるにしても、その選挙で問われた中身は、住民の意思で有り願いで有る事には変わりは有りません。
 今回の、子どもの医療費助成年齢の引き上げへの見通しも、この選挙制度が前へ押し出した事のひつと言っても間違いはないと思います。そういう意味では、これまで、私がいくら迫っても動かなかった問題でしたが、今回の提案は、すでに町政を動かすまでになっていると言う事です。選挙の持つ意味を改めて噛みしめた出来事でした。
 経緯がどうあれ、住民に取っては、この制度が実施に踏み切られる事はプラスにつながる話ですし、政治的には実現にこぎつける事が求められている問題です。










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町会議員 芝 和也