活動報告
- お願い
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今週は連休の狭間ですね。如何お過ごしですか。私の四月後半は、川西民報二〇〇八年四月第24号を配布しきるために、配り続けた(ている)毎日でした。
配布している川西民報第24号を通じて、四月一日から始まった後期高齢者医療制度の中止撤回署名への協力を呼びかけましたので、これからは、そのお願いに伺うことになりますが、よろしくお願いします。
しかし、まあ、なかなかひどい制度ですね。結構どこで話を伺っても歓迎してはる人はおられません。かなり深く怒りが染み渡っているように感じます。国の行いが、お年寄りを見離す。逆に言えば、「年をとったら国からは見放される。」これが、この制度への怒りの中心のように思います。七十五歳以上で国保に加入なさっている皆さんは、すでに四月から保険料の年金天引きが始まりました。被用者保険に加入の皆さんは、今年の九月まではこれまでと同じ方法で保険料を納める事になりますが、十月からは年金からの天引きが始まります。そして、扶養になっておられる皆さんは、九月までは保険料は免除ですが、十月から先、来年の三月までは一割負担が被さります。その先、来年四月から一年間は五割負担に引きあがりまして、平成二十二年の四月からは満額の負担がそれぞれ年金から天引きされることになっています。
政府や、この保険を運営する広域連合ならびに自治体は負担の公平とか、持続可能な制度の定着が必要だとか、言葉巧みにしきりに言いますが、はたしてその実態はどうでしょうか。
「健康診断」は七十五歳を過ぎれば義務から外す。通院は定額制が導入され、治療が限定される。入院の場合は、「退院支援計画」なるものを作って病院からの追い出しを図る。そして、「終末期医療」は在宅化を推進する。と、全てに渡って差別医療制度を敷くのが、後期高齢者医療制度の実態です。
皆さん、日本社会には喜寿に米寿に卒寿に白寿とそれぞれお祝いをし、高齢者を尊ぶ良き伝統が培われています。後期高齢者医療制度にはその欠片もありません。長寿を罰するような制度に決して未来はありません。中止撤回を求める署名にぜひご協力ください。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせください
川西町議会議員 芝 和也