活動報告
- 普通
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皆さんこんにちは。今年のゴールデンウイークは如何お過ごしですか。各地の行楽地は結構賑わっているようですが。日本の場合は休みが集中しますから、移動手段は混雑してなかなか大変ですね。
さて、五月三日は、憲法記念日です。この日に改めて日本国憲法について考えると言う方はそんなにおられないだろうと、私は勝手に思っているのですが、皆さんはどうですか。この日本国憲法ですけども、一言で憲法と言いましても結構多面的に書かれていますから、漠然としていてよっぽど関心が無い限り、憲法について一々見つめ直したりはしないのが普通ではないかと私は思います。まぁ、現在の日本社会で過ごしている限りでは、いろいろ有っても、それなりに安定していますからそれが普通になっているのかも知れませんね。
この前、「現憲法を維持するとした人が改定を唱える人を十五年ぶりに上回った」と言う、読売新聞が1981年以来毎年実施している憲法に関する世論調査の結果をお伝えしましたが、この結果が出る背景には、やっぱり普通でないから憲法を大切にしようとか、憲法を社会の基本に据えようとかの思いが、空気を吸うように、自然と体に染み渡ってきている表れかも分かりませんね。
今、後期高齢者医療制度の中止撤回を求める署名のお願いに廻っていても、不満と怒りの話を次々に伺いますし、日々の暮らしが本当にしんどくなっていることも口々に伺います。こうした訴えや話を通して政治に対する不満と憤りの根深さをしみじみと実感しています。これが、意識するしないに係わらず現憲法を維持するとした皆さんの根底に共通して脈々と流れているのではないかと、感じているしだいです。
人として、普通に過ごしていれば、自然と無意識に染み渡るすばらしい日本国憲法を大切にし、しっかりと暮らしに根付かせ生かして行かねばと改めて決意を新たにした、今年の憲法記念日でした。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせください
川西町議会議員 芝 和也