川西町議会議員芝 かずや

活動報告

視察

 11月に入り、今週はさらに空気が入れ替わった感が有りますね。時節柄これからは、どんどんと気温が下がって行く事になりますから、お身体等、どうぞご自愛くださいね。
 さて、8日の月曜日、石川県の内灘町に川西町の議会としてみんなで視察に行ってきました。
 ここ内灘町は、如何にして町づくりを進めるかと言う点で、出来るだけ住民参加で進めようと、町行政と住民の皆さんとの意思の疎通を図るべく積極的な取り組みを進めてはる自治体の一つです。
 先の九月議会で、私は一般質問を通じて、川西町のこれからのまちづくりの在り方として、町長や幹部職員が町内の各々の自治会に出向いて、町の財政事情や現在取り組んでいる施策や今後の展望や構想について、住民の皆さんに説明をして、皆さんとの意見交換を始め、参加頂いたみなさんからは、地域の要望や新たに取り組んでほしい町の制度などについて伺うなど、これからのまちづくりを行政と住民が一体になって進めていく取り組みを持つ事。それから、町の部課長を中心に、担当課別に、現在の取り組みを住民の皆さんに説明する町づくり講座のような物を開設する事を求め、提案した事は、本ウエブサイトでお伝えしている通りです。
 これらについての川西町での具体化はこれからですが、さっそく、先月30日に、自治会長さんや、婦人会、老人会などの団体の代表に参加を頂いて、町長との行政懇談会が持たれました。今回は、各団体に案内する際に、質問要旨の提出を事前に願う形で、要望を伺う取り組みが持たれました。これはこれで、一つのやり方ですので、これまでに無い町の取り組みとして、評価するものですが、もっと、ざっくばらんに、住民の皆さん誰もが参加できる、町長等との懇談会を自治会単位で開いて、広く皆さんの意見を伺う場を設ける方法をとるよう、私としては提案していますので、今回の取り組みを出発点に、更に内容が発展していく事を望んでいる次第です。今後、こうした方向に発展するように頑張りますので、皆さんのご意見も是非お聞かせ下さい。よろしくお願いします。
 で、今般の視察先の内灘町の取り組みは、こうした住民との懇談会をタウンミーティングと称して、自治会や区会単位で年間平均で10数回取り組み、毎週、役場のロビーでは町長談話室と称して、アポ無しで住民が町長と懇談できる場を設けてはりますし、役場ロビーにご意見箱を設置したり、同町のHPにネット談話室として投稿フォームをアップし、広く住民の声が拾える仕組みも立ち上げてはりまして、これらの意見は、当然HP上でも掲載し返してはります。
 また、職員出前講座として、数人規模の集まりが有れば、そこへ出向いて、休日や夜間を問わず申し出団体の都合に合わせて、座学や実技や見学方式の出前講座に取り組み、住民ニーズに応えるとともに、職員の説明能力やとりまとめ能力の向上につながる研修の場として活用するなど、実に多彩な取り組を進めてはります。
 内灘町のような取り組みは、この間、全国的にも始まりつつありますが、こうした取り組みは、川西町のような、人口規模の小さな自治体の方がより細かく取り組めるし、容易さでははるかに勝りますので、大いに活用できる取り組みでして、断然向いていると私は思っています。現に、先の九月議会で提案した折にも、むしろ小規模の自治体であればこそ、その特徴を活かした取り組みとして、大いに進める事が出来るとして指摘をし、問題提起をしたところです。
 今回の視察先の内灘町は、面積や人口規模は川西町の約3倍ですが、実際に既に進めてはるわけですので、川西町でも決して無理な話ではないと改めて、感じた次第です。現地での参加した議員の意見交換でも、「大変素晴らしい取り組みを進めてはるので、羨ましい」との声も上がっていた事からも、大いに参考になる取り組みだと感じました。
 これらを参考に、川西町でもこれからのまちづくりの基本に、住民参加の有り方として、今回の視察を活かした取り組みを持つように求めていきたいと思います。また、議会としてもこうした形の住民懇談会を持つ事も大事な取り組みだなと大いに感じた次第です。これには、議会での意思統一が必要になりますから、現時点では、私の勝手な思いに過ぎませんが、こうした議会としての取り組みもその具体化に向けて話を進めて行きたいと思った次第です。
 皆さんからも、町や、議会に対して「もっとこうせい」、「ああせい」と忌憚のないところをお聞かせ下さい。どうぞよろしくお願いします。













ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。

川西町議会議員
芝 和也


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