活動報告
- 九月議会
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すでに、当ウエブサイトでもお知らせしているように、今週、十日の水曜日から、来週、十九日の金曜日迄の十日間の日程で川西町の九月議会が開かれています。
提案されている議案には関係なく、住民の皆さんを代表して町政一般に関して何でも質問できる一般質問が、十日の開会日の冒頭に行われました。今議会は、久しぶりに私以外にも二人の議員さんが質問に立たれましたので、理事者とのやり取りにも、質問者が三人いましたから、いつになく議場らしい雰囲気になっていました。
それと、今回は、なんと皆さん。傍聴者がおられました。川西町議会では、普段、傍聴者は、まず、おられませんが、今議会は、町の婦人会の皆さんが膨張に来られていましたので、議場正面中央にある発言席で質問に立って議場を見渡した時の光景が、いつもは傍聴席が閑散としていますが、ずらっと埋まっていますので、町議会の議場らしい光景でした。毎年、年に一度婦人会の皆さんが傍聴に来てくれはりますので有りがたいです。本会議の模様は、役場ロビーに設置されているテレビでもモニターされていますので、そこでご覧の皆さんもおられるかもしれませんが、今言いましたように、議場での傍聴はこんな調子ですので、役場までおいででしたら、ぜひ議場で直に触れて頂いたらと思います。皆さんどうぞ傍聴にお越し下さい。
さて、今回一般質問で私が取り上げた問題は、役場が率先して、新設はもちろん既設も含めて、各種諸制度の中身について徹底して周知する(し直す)事と、防災対策として、避難所に指定されている公共施設の耐震性など、その能力向上を求めました。
制度の周知については、個々のケースを伝えるのは難しいとして、周知については、できるだけ努力はするものの、派生する影響を積極的に調査するなど、意欲的に取り組んでいく旨の答弁は町長からは聞かれんせんでした。まずは、一般的な形で10月広報でお知らせすると言う事でした。
2点目の防災対策に関しても、耐震強度などの点検については、結崎小学校の体育館が、耐震の必要が有るとして、新設する学校建設と合わせて対応したいとし、残りについては、建設年度等が耐震調査の基準年よりも比較的新しく、現在の法的基準はクリアーしていると認識しているので、改めて、耐震調査等点検する意向は示されず、能力向上に向けて新たに取り組む姿勢は聞かれませんでしたが、浸水の予測では、ハザードマップで2m程度の水位が想定されているので、災害に対する備えは再度検討したい旨の答弁でした。
また、今議会では、来年秋口から可燃や不燃ゴミの袋を役場の指定袋に切り替え、有料化に向けた廃棄物条例の改定や、年金暮らしの皆さんを対象にして、住民税を年金天引きにするための条例などが提案されています。可決されればどちらも来年、十月一日からの実施になります。ゴミ袋の問題は、このウエブサイトでも、今年の三月議会や六月議会でのやり取りでその様子をお知らせしている通りです。ゴミ減量の動機付けとして、実施に踏み切る考えを町長は示していますが、町のこれまでの方針は、分別の徹底で減量化を図る事でした。ですから、現在の焼却ゴミから紙類を分別すれば、まだまだゴミの資源化は可能ですし、廃棄量も減らせる余地は残っています。まずは、これらの徹底こそ、本来の方針に沿うものではありませんか。
年金からの住民税天引きは、介護保険、後期高齢者医療保険と合わさって3種の天引きですから、支払う金額には違いが有りませんが、受け取る前に差っ引かれると言う事は、高負担の感覚に更に拍車を掛けるような物で、年金暮らしの皆さんには、感情的に本当につらく厳しい制度になると言わねばなりません。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。町会議員 芝 和也