活動報告
- 梅雨入り
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今日、近畿地方が梅雨入りしたと気象庁から発表がありましたね。平年より3日、昨年より12日遅いとの事です。人の記憶や感覚は結構曖昧な事も多いですが、私の梅雨入りの記憶も全くその通りかも知れません。去年から3日遅れはともかくとして、平年より12日も遅いとはちょっとびっくりです。と言う事は、5月の中ごろ過ぎには梅雨入りの年も有ると言う事ですもんね。梅雨明けは約1ヶ月後、子どもたちが楽しみにしている夏休みの手前ぐらいでしょうか。
川西町では、夏場の水不足が心配される年もここのところ、しばしば起こっています。そんな時に恵みの雨になるのは、もっぱら台風がもたらす大雨です。干ばつも豪雨も人の力では、止めようのない自然の猛威ですが、その力を受け入れ、対応するしか結局のところ成すすべは持ち合わせていませんが、そうならないように、降るべき時に、必要な降雨量が確保できて、その恵みが米作や夏場の水の活用へとつながってくれることをこの時期は祈るばかりです。
さて、今月は定例議会が開かれる月に当たります。すで本サイトでもお伝えしていますように、6月3日、川西町の議会運営員会が開かれ、6月定例議会の日程が相談されました。会期は15日(月曜日)から18日(木曜日)で決まる運びです。初日の15日(月曜日)は、一般質問や、議案の上程並びに提案理由の説明等が行われ、議案の審査や討論、採決は18日(木曜日)になります。両日とも公開されていますので是非、傍聴にお越しください。先日の臨時議会には、久しぶりの傍聴者がお見えでした。
議会質問には、主に、議案に対する質疑と一般質問の二種類が有りまして、質疑は提出された議案についてその疑問点を質したり、それに起因する影響を明らかにする等、提出案に対しての質問のみで、自分の意見を挟んだり、対案を示して議論を交わしたりはできません。方や一般質問は、議案に関係なく行政一般について何でも質問出来ますし、すでに実施している制度や、これから敷こうとしている制度の問題点を指摘して対案を示したり、新たな提案をしたり、政策論争を交わすなど、どしどし議論が行えます。皆さんの声もこれらの機会を通して、議論を通じて川西町の施策として取り入れられるように努めているところです。
町政の主人公は、住民の皆さんです。皆さんから直接選挙された、町長や議員が議会を通して、住民の声を行政施策に実らせていく事が何よりです。一般質問は、そういう意味では町政刷新の一つのバロメーターです。皆さんの声が議論の俎上に上って、それに基づいた政策論争が活発に交わされるように是非傍聴にお越しください。
六月議会では、子どもたちの貧困をテーマに議論をしようと思っています。今、広がる格差と貧困が深刻の度合いをどんどん増してきています。その影響は子どもたちにも深刻な影を落とし、それは、給食費や教材費等、毎月の学校での支払いが滞りとして形の上で生じています。これらの責任は子供たちにはありません。その対応は、親御さんにも、学校の先生にも様々に負担を及ぼしています。憲法には『義務教育はこれを無償とする』と規定されています。
広がる貧困の実情を把握し、時代の担い手を育成する自治体の責任として手を差し伸べる必要を感ぜずにはいられません。自治体と国の在り方を議論し、困っている人に漏れる事無く日が当たるよう声を上げようではありませんか。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
町会議員 芝 和也