活動報告
- 復活
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13日、投開票で実施された田原本町の町会議員選挙で、我が党は現職の吉田かつのりさんが、976票で8位。新人の森よしこさんが、920票で10位。2人そろって当選させていただきました。4年ぶりの2議席の復活です。これに伴い磯城郡の共産党の議席も4議席に復活させていただきました。2人の奮闘に敬意を表するとともに、日本共産党へのご支援ほんとうにありがとうございました。今回の合計得票の1896票は、先日の衆議院総選挙の比例票、1482票を大きく上回る得票となりました。田原本町での公約実現はもとより、磯城郡でも住民要求の実現に互いに結束してより良い制度の拡充に向けて頑張ります。今後ともどうぞよろしくお願いします。
さて、11日から始まった川西町の9月議会ですが。初日の一般質問で私は、死因の4番目にランクされる高齢者の肺炎と、感染すると耐性菌の急激な増加で治療が困難を極め、最悪は死に至る、子どもさんの細菌性髄膜炎(死亡率五%)の予防に高い効果が認められている、予防ワクチンの肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの接種(世界保健機関は一九九八年に、日本を含め、全ての国に無料接種を求める勧告を実施)に対して、現在、日本では任意接種の為、一回八千円(細菌性髄膜炎のヒブワクチンは、四回の接種が必要なため三万円を超える)程度の出費が伴うので、定期接種に組み込まれるまでは、それを求めながら、まずは、自治体の手立てとして、これらの費用負担に対する補助制度の創設を求めました。
町長からは、ワクチンの効果は認められるとしながらも、一部にリスクの部分も残っているので、それらをよく研究し、見極められれば実施に踏み切りたいとする答弁が有りました。
このワクチン接種への補助制度ですが。県内では、生駒市と天川村で取り組まれており、このほかにも2村で検討されているようです。日本は、世界の中ではワクチン後進国と呼ばれている節もあるようですが、まぁ、それはそれとして、今回取り上げた、こうした問題は、今日の少子高齢化社会のなかで、自治体が何をどう取り組むのか、極めて責任の重い分野だと思います。住民の健康増進に力をいれる。結果、住民の負担の軽減はもちろんの事、自治体としても医療費の高騰を抑えることに効果が期待でできますし、その分、保険税の抑制にもつながる問題です。さぁ、ご一緒に力を合わせて、川西町でもその実現を図りましょう。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
町会議員 芝 和也