活動報告
- 磯城郡平和のつどい
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7月31日、16回目の磯城郡平和の集いが川西町けやきホールにて開かれました。
盛夏の暑い中にも関わりませず、おいで下さった約70名の皆さん、ご参加ありがとうございました。磯城郡平和のつどいは、「戦後50周年の節目の年に、歳月とともに風化しつつある戦争体験を次世代に引継ぎ、二度とあのような悲惨な戦争を起こさないという決意を固める場を持ちたい。」と、1995年12月に田原本町で1回目のつどいを開催し、以来開催地を移しながら回を重ね、第8回のつどいで川西町からの後援を得、その後磯城郡町村会、磯城郡教育委員会連合会からも後援を得て今日では、磯城郡の各町と各教育委員会、ならびに奈良新聞社を始め主要全国紙からの後援をいただく取り組みに至っている催しです。この取り組みを通して平和についての想いを、それぞれにめぐらせてもらう一助にしていただければ幸いです。
当日、私は知り合いの不幸が有りましたので、そちらに出向く為に、スタッフの一員では有りましたが、あいにく中座をさせてもらう事となってしまいました。ですから、今年は、設営と後片付けのみの参加となり、催しの中身については参加できずに残念です。
ご参加いただいた皆さんの感想を各自お寄せいただいていますので、それらを拝見させていただいて、スタッフの撮った写真から、内容を想像しながら味わえればと思います。当日の模様については、皆さんもどうぞご覧ください。
この集いの開催時期は、だいたい七月の最終土曜日を基本に、その前後で取り組んでいますので、次回も来年のこの当たりになろうかと思います。川西町での開催は2~3年先になるでしょうが、磯城郡内での年に一度の取り組みは続けて参りますので、次回もどうぞお越しください。
会場ロビーでの写真パネルの展示です。今年のテーマは沖縄で、米軍の沖縄上陸から占領、その後の基地建設等、今日の沖縄に至る過程の展示です。
原爆詩人の峠三吉さんの「人間をかえせ」を実行委員会のメンバー三人のリードにより、参加者で力強く唱和しているところです。…人間の 人間の世の有る限り 崩れぬ平和を 平和返せ。強烈なインパクトですよね。
関西芸術座の小笠原町子さんによる民話、「大阪城の虎」の語り部の1シーンです。
メイン企画の一人芝居「老いの青春花ごよみ」の1シーンになります。
同じく別の1シーンになります。会場から間の手が入り、思わず小笠原さんもアドリブで応じる、台本には無い会場と一体の映像では決してあり得ない芝居ならではの一幕も有って、大いに盛り上がったそうです。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
川西町議会議員
芝 和也