活動報告
- 不祥事
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今年も残すところ10日あまりになってきましたね。これからクリスマスまでの一週間は平年よりも高めの気温が続きそうですが、クリスマスには寒波が到来するとの事です。長期予報では、今年の冬は前半から寒さが厳しいと伝えられていましたので、それなりに覚悟はしていましたが、これまでのところ、幸いめっぽう厳しい寒さが襲ってきているとも感じられませんから、それなりに良かったですね。
ただ、個人的には各地のスキー場への降雪を期待しているんですが、こっちの方は芳しくないようです。スノースポーツを楽しみにしてはる皆さんは、ともにやきもきされている事でしょう。まぁ~、あせらず降るのを待つしかありませんから、次の寒波がクリスマスプレゼントになる事を期待しておきましょう。
それはそれとしまして、年の瀬を前に今月15日に川西町の12月議会が終わりました。どれだけ皆さんの期待にこたえられたかどうかは分かりませんが、この間、私が掲げている住民参加のまちづくりに向けた町政懇談会の開催や、今春から始まったヒブワクチン補助に加えて懸案の子宮けいがんワクチンや肺炎球菌ワクチンへの手だて、地域交通の確立等々を求めて今議会でも町長と議論を重ねました。
まず、ワクチン関係では、町長の意向としては、来春からの助成措置は前向きには考えているとの事でした。具体化はこれからのようですから、対象がどう言うふうになるかはまだ定かでは有りませんが、今春からのヒブワクチン対策に加えて子育て支援として取り組みが拡充される事は間違いありません。加えて、その前に、国がこれらの取り組みを年度内に実施する方向でこないだの臨時国会で予算化しましたので、年が明けて1月の中頃か2月にかかるかはまだ明確では有りませんが、県医師会等と調整がつけば、新年度を待たずに助成措置が始められます。手続きが完了次第、ワクチン接種の対象となる皆さんへは、町から直接案内を届けるとの事です。詳しくはその案内を待っていて下さい。
それから、まちづくりに向けた取り組みとして議論を進めている、町長等と住民の皆さんとの行政懇談会については、どうも自治連合会などの団体レベルとの懇談に当面は留めるようで、直に皆さんが参加できるような形にはしないとの意向です。私としては、月に2か所程度の開催で1年間続ければ、各々の自治会毎にこうした懇談会を開く事が川西町の規模からして十分可能なので、こうした特徴を活かした取り組みを求めているところです。
懸案の地域交通の立ち上げについても、先の9月議会では、庁内に検討委員会を立ち上げるとの事でしたが、まだ立ち上げには至っていないようです。それは、どう言う規模や対象で実施するべきかなどの構想がまとまっていない事や、住民のニーズがどの程度あるかを把握していない点など、はっきりさせていないので、慎重を期しているとの事です。まぁ~、理由は様々でしょうが、これらを明確にするためにも、住民の皆さんが直接参加できる懇談会開催が尚の事求められていると思いますが、皆さんは、どう思わはりますか。引き続きこれらの具体化に向けて頑張って参りますので、皆さんのご意見も忌憚ないないところをお聞かせ下さい。
それから、12月議会の最中でしたが、大変お騒がせをし、議会を失墜させる事件が起こってしまいました。それは、各メディアを通じてご承知の通り、12月10日の夜、救急活動中の救急隊員に暴行を働き、公務執行妨害で同僚議員が逮捕された事件であります。この事で、皆さんの大変な怒りと、議会の失墜を招いてしまいました事を、住民の皆さんから付託を受けている議員の一人としまして深くお詫び申し上げます。
この件につきましては不祥事を起こした本人が14日に議員を辞職してけじめをつける事といたしました。同時に、議会としましては信頼の回復に向け、皆さんから付託を受けた議員としての立場を一層肝に銘じ、皆さんに抱かせた御怒りはもとより、頂戴したお叱りやご意見を真摯に受け止め、議員活動を全うする旨を御約束する事を決議いたしました。
今後とも一層のご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
川西町議会議員
芝 和也