川西町議会議員芝 かずや

活動報告

立春

 今日2月4日は、立春ですね。暦の上では、24節気の1つで、初めて春の気配が現れてくる日との事です。天文学的には、太陽が天球上の黄経315度の点を通過する時の事を言うようです。また、この日以降初めて吹く南寄りの強風を「春一番」といい、気象庁の定義では、立春から春分の日の間に、日本海で低気圧が発達し、南寄りの8メートル以上の強い風が吹き、気温が上昇する現象を指すそうです。
 ここのところ、結構、異常気象とまでは言いませんが、それなりに雨にしても雪にしても荒れ気味の感が否めませんでしたよね。けど、暦的には、わりと暦通りに寒くなったり、ゆるくなったりと巡っているように感じているんですが、皆さんはどうですか。今日から立夏までを暦の上では春と呼ぶんだそうですが、約2カ月ほどありますから、大分に気温の変化も起こる事でしょうね。今までが例年にも増して寒かっただけに春のぽかぽか陽気が待ち遠しいですね。
 そんな季節ではありますが、昨日も今朝も霜がびっしりと降りていましたし、皆さんへのあいさつに立っている駅頭でも、私もそうですが通勤通学の皆さんもきっちりと着込んではりましたから、まだまだ凍てつく寒さでしたね。昼間との寒暖の差が激しい時期がまだしばらくは続きそうですし、脱いだり着たりの調整が大変でしょうが、体調管理には気をつけて下さいね。
 さて、今、皆さんの元へ、国保の負担軽減を県知事に求める要望署名のお願いに上がらせてもらっていますので、その時は、1つご協力よろしくお願いします。「ちょっとでも負担が減んねやったら助かるわ。」と、応じて下さる方もおられれば、「贅沢言うてんと負担せんなんもんはせなあきません。」とのご意見を頂戴したりと様々です。
 まぁ、その方の経済状態や、置かれている立場や社会の見方によっても、ここら辺は議論が割れるところでは有りますが。何れにしましても、政治が為すべきは、自己の体力が無くなった方にどう手を差し伸べるのかに尽きると思います。特に、医療の場合は、お金が有ってもなかっても受診せんなんときに受診せん事には、健康はもとより命にかかわる問題ですから、避けられません。誰かて、お金があれば何の心配も無く受診出来ますが、お金が無ければ、受診する中身も躊躇せんとあかん事になりますから、大変です。お金の有る無しが命の分かれ目と言う世の中は、決して立派に発達した社会の有り方とは思えません。発達した世の中こそ、いつでも誰でも、病院にかかれる体制が敷かれていて当然であります。
 やっぱり、医療に関わる問題と言うのは、この辺がものすごシビアですよって、政治がドーンと役割を果たして、制度的な保障をしっかり作らん事にはこう言う体制には絶対にならへんのでしょうな。つまり、政治の果たすべき役割とは、さっきも触れましたけど力の無い者をどう支えるのか、ここに尽きると思います。力のあるものは自分で解決の道を図りますが、無い者はそう言う訳には行きません。つまり、仮に政治が何もせえへんでも、力が有れば何とかなるし、何とかしますが、無い物は命運尽きる以外には無いと言う事です。
 こう言う視点で、今日の政治の取り組みと言いますか、眼差しの方向を見てみますと、体力が十分に有り余っている大資本の支えにはなっていても、庶民の懐を温めたり、子どもや高齢者にやさしい眼差しは全然不十分です。
 皆さん、政治の中身や社会の取り組みは変わるし変えられます。それは、国・地方問わず、選挙を通じて政治に携わる議員を主権者国民が直接選べるからです。みんなに選ばれた議員が、選んでくれた人の方を向いて政治を行うは、当たり前の話であります。だから、政治は変わるし変えられると私は確信しています。
 私は、こう言う視点に立って、川西町が住民の皆さんの意に添い願いに応える、身近で役立つ存在としてその役割を存分に発揮するよう、これからも頑張ります。ご一緒に力を合わせて参りましょう。









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川西町議会議員
芝 和也

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