川西町議会議員芝 かずや

活動報告

3連休

 今月は2回の3連休が2週連続で有りましたんで、様々に計画を立ててはったんでは有りませんか。週末には、昨日は川西幼稚園の運動会が。今日はスポーツカーニバルの開催です。これらを皮切りに、来月の頭にかけては、小学校や中学校の運動会も続きますので、一気にスポーツの秋たけなわと言う感じですね。読書、食欲、芸術、その他…と、様々に秋を形容されることばが有りますが、さわやかな季節の到来です。それぞれに存分に満喫してくださいね。
 さて、その秋を前に川西町の九月議会が今月20日に閉じました。今議会は、平成22年度の決算を中心に審議が行われました。私は、自治体として今為すべき課題は、如何にして地域の活性化を図り、暮らしの応援策を充実させて行くかに焦点が絞られていると思っています。
 この観点で、この間、住民を雇用した場合には、該当する企業等への支援や、予防保険事業の強化による住民の健康度のアップ策や、住民の移動手段を確保して行き来を活発にする事、住宅リフォームの助成や太陽光発電設備の設置補助など低炭素社会への貢献策に取り組む事などに力点を置くように求めてきた所です。
 22年度には、小学校卒業までに子どもの入院医療費の補助年齢の引き上げや、ヒブワクチン補助の実施、福祉医療制度における所得制限が外されるなど、自治体の役割が一定強化された事が前進面として挙げられますが、一方で、投下資本1億円以上など一定規模以上の立地企業に対する奨励金制度が導入されるなど、雇用の確保に向けた策とは言え、その有無に関係なく支援をしようと言う制度が始まりました。結果、パート労働者を中心に一定の雇用の創出には結び付きましたが、この支援策は、本制度を実施する事で町内雇用を生みだして、住民の消費購買力を引き上げ、地域経済の活性化につなげる事を目的としている事からも、その効果をより発揮させる意味では、住民の雇用の有無に視点を置いた中身にする事が欠かせません。この点では、審議を通じて町長も良く分析して効果が発揮されるように検討するとの事でしたので、今後の改善に期待をする所です。
 せっかくの取り組みですから、この制度が商売繁盛と消費購買力アップが繋がって、地域でお金が貫流するような全体が絡んだ取り組みとして発展するように期待をしています。良い知恵が有りましたら、忌憚なく何なりとお聞かせ下さい。よろしくお願いします。
 さて、その知恵ですが、野田政権が発足して国内消費がこれからどうなって行くのか、とにかく、地方の頑張りも大切ですが肝心の国のかじ取りがどっちを向くかでは、地方の頑張りが順風満帆に進むのか、厳しい向かい風で進まんなんのか、これはもう天と地ほどの違いですから、その期待感も皆さんきっと大きな物が有る事でしょう。
 所が、国連デビューもしはりましたが、どうも、向いてはる方向は、庶民の暮らしを応援しようと言う風には思えません。何せ、オバマさんが、「彼となら仕事が出来る」と言わはったようですから、ますます日米同盟が強化される事に向かうでしょう。そうなりますと、米軍基地の国内と言うか、沖縄での配置と配備の強化は絶対でしょうし、普天間基地の撤退などどこへやらとなりかねません。それに比例してお金もたくさん出さんとあかん様になるでしょうし、基地が有るが故の事故と犯罪は収まらないでしょう。また、日本経団連の米倉弘昌会長からも、ええ内閣で期待できるとエールを送ってもらわはった様ですから、米倉さん等が喜ばはると言う事は、当然、財界の言い分をよう聞いてもらえると言う裏付けが有るからでしょう。
 何でも、景気の回復策として欧米の財界筋は、「我らに増税を」と言うてはるようです。庶民負担と違て、お金を持ってる物が負担しようと言う提案です。ご立派です。ところが、我が国の財界筋はどうでしょう。出て来る彼らからの提案は、法人税減税を求め、増税は消費税でと言う事です。そう、国際競争力には法人税減税、社会保障には消費税率の引き上げと言う提案です。こうなりますと、米倉さん等が喜んではるように、お金の持ってはる皆さんは負担が減って、そのつけは全部庶民に回って来ると言う事ですから、欧米の皆さんの言うてはる事とは全く逆さまの話に他なりません。
 いや~、われわれ日本国民は世界でも屈指の大変な庶民負担を覚悟せなあかんと言う事になって、将来への夢と希望がなかなか膨らまへんと言うしか有りませんな。大変な政府を抱えたものであります。
 嘆いているだけが能では有りません。発想の切り替えが大切です。そもそも事の始まりは何なんでしょう。「国際競争力には法人税の減税を」と、「社会保障財源は消費税で」と言う、この二つの道しかないと我々全体が思い込んでいる事に有るやに思われます。とにかく、どこで誰に聞いても、だいたい道はこの二つやと言う事で、一致していて、否定する声は聞かれません。いつから、何でそうなってんのんかは分かりませんが、ほんまにこの道しかないのかどうか、これは、確かめて見んとあきませんな。その道の世界へ足を踏み入れるのは、これは並大抵の事では出来ひんかもしれませんが、けど、確かめもせんと、この道しかないと思い込んでいるとしたら、これはこれで、ハヤブサが地球に帰って来る時代に生きている人間としては非科学的な話になりますから、ぜひ、みんなで挑戦してみましょう。自らの目で確かめてこそ納得行くと言う物では有りませんか。
 その道ですが、普段普通に暮らしていると新聞もテレビも結構それなりに見ているんですが、不幸な事に報道ベースには全然と言っていいほど乗って来ませんので、我々みんなが、そんな道があんのかどうかを知りませんねんけど、メディアでは有りませんが、共産党が発行している『しんぶん赤旗』は、実は報道しているんです。問題は、その信ぴょう性でしょうね。何せ共産党の新聞ですから。食わず嫌いとも言いますが、書いて有る事がほんまの事なんかどうなんか。他に道が有んのか無いのか。興味をそそりませんか。是非、ご自身の済んだ瞳で確かめてみて下さい。一ヶ月3,400円です。











ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
 
川西町議会議員
芝 和也

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