活動報告
- フードマイレージ
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秋も大分深まってきましたが紅葉散策などは行かれましたか。結崎駅にも春は桜前線で、秋には県内の紅葉前線を一覧表にして案内表示されていますが、だいたいこれからが本格的に色づき始める感じのようですね。また、天気予報では今週は真冬並みの寒気が列島上空に南下してくるようでして、近畿北部は平野部でも雪の予報が出る気配ですから、いよいよ冬の到来に本格的な備えが必要になってくるようですね。備えと言えばインフルエンザ対策です。今年は新型とのニュースも流れていましたから対策はどうなるのか分かりませんがくれぐれも怠りなきように。
さて、先日大学生協のホームページを見ていましたら、フードマイレージと言う言葉を見つけました。私はあまり聞きなれない言葉だったんですが、皆さんはご存じでしたか。調べてみますと、最近、地球の温暖化や環境対策などの取り組みが様々に実施されていまして、その一環で新しく試みられている物のようなんです。毎日のくらしで私たちは様々な食品を口にしていますが、この食品がどこで生産されてどのようなルートを辿って私たちの口まで到達しているのか、これを産地からの輸送手段や距離から計算して、温暖化と密接に関係している温室効果ガスの排出量に換算して、地産地消に役立てようとする取り組みのようです。地産地消ですから、当然、国内の自給と言う事に繋がる大事な取り組みのようです。
農林水産政策研究所によると、1,044億700万(フランス)・1,717億5,100万(ドイツ)・1,879億8,600万(イギリス)・2,958億2,100万(アメリカ)・3,171億6,900万(韓国)・9,002億800万(日本)と言う各国のフードマイレージデータが有ります。食料自給率が極めて低い日本のフードマイレージがダントツに高い事が非常によくわかりますね。
温室効果ガスなど、地球全体の環境問題から見た場合、日本の食料自給問題はそれだけに留まらずに広範囲に影響を与えているようですね。生命維持に欠かせない食料ですが、温室効果ガス削減も欠かせません。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
町会議員 芝 和也