議会報告
- 平成21年川西町第二回定例会(6月議会)2009年6月15日
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提出議案
承認第1号
平成20年度川西町一般会計補正予算の専決処分について
承認第2号
平成20年度川西町介護保険事業勘定特別会計補正予算の専決処分について
承認第3号
平成20年度川西町介護保険介護サービス事業勘定特別会計補正予算の専決処分について
承認第4号
平成20年度川西町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算の専決処分について
承認第5号
平成20年度川西町公共下水道事業特別会計補正予算の専決処分について
承認第6号
川西町税条例の一部を改正する条例の専決処分について
承認第7号
川西町国民健康保険条例の一部を改正する条例の専決処分について
承認第8号
平成21年度川西町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算の専決処分について
議案第26号
平成21年度川西町一般会計補正予算について
議案第27号
平成21年度川西町国民健康保険特別会計補正予算いついて
議案第28号
平成21年度川西町老人保健特別会計補正予算について
議案第29号
平成21年度川西町介護保険事業勘定特別会計補正予算について
議案第30号
平成21年度川西町介護保険介護サービス事業勘定特別会計補正予算について
議案第31号
平成21年度川西町後期高齢者医療特別会計補正予算について
議案第32号
平成21年度川西町公共下水道事業特別会計補正予算について
議案第33号
平成21年度川西町水道事業会計補正予算について
議案第34号
川西町国民健康保険条例の一部改正について
議案第35号
川西町同路線の認定について
選挙第4号
川西町選挙管理委員会の委員の選挙について
選挙第5号
川西町選挙管理委員会の補充員の選挙について
同意案第2合
川西町固定資産評価審査委員会の委員の選任について
以上が、6月議会に提案された議案です。承認1号から5号の各議案は、平成20年度の各会計の事業清算により、金額が確定したことにともない財源調整したことの承認を求めるもので、6・7号の条例案は、6号の町税条例は、地方税法の改正に伴う文言調整、7号の国保条例は、国保法施行令の一部改正により、介護分の賦課限度額を1万円引き上げて10万円に改めるものです。8号の住宅新築資金特別会計は貸付金回収の管理組合から払い戻しを受けたので、それを前年度の予算に繰り上げ充用するための処理です。これらについては、町長が議会を開く暇がなかったとして、専決処分した事の承認案として付議されました。中身については、各議案とも問題のないものと判断しましたので、賛成しました。
ただ、専決処分は、内容にもよりますが、住民負担を伴う議案などは、やはり議決案件として臨時議会を開くなどの対応が求められます。この点については、これまでの議会を通じて、専決することなく議会にかけると町長の意思表示がなされています。
後、26号から35号までの各議案もすべて賛成しました。一般会計、特別会計のほとんどが春の人事異動に伴う人件費の補正です。それ以外では、34号の国保条例で出産一時金が、23年3月までの2年間限定で4万円引き上がり、39万円になります。それから、開発に伴う住宅地内の道路が公道に認定するものです。
それから、選挙管理委員が4名、その補充員が4名それぞれ選ばれました。補充員については1人新たな人が入れ替わっていますが、何れも定数通りでしたので、そのまま信任されました。
2009年6月議会討論
議案第26号、平成21年度川西町一般会計補正予算についてより、議案第35号、川西町道路線の認定についてまでの全10議案に対する討論を行います。態度表明としましては、すべて賛成の立場からのものであります。各予算関係の補正内容は、基本的にはこの春の人事移動による人件費関係の調整ですし、28号の老人保健会計は過年度分の清算によるものですし、条例関係では、少子化対策として、2年間の暫定措置では有りますが、出産一時金の増額補正であります。それぞれ有効に生かせる措置が講じられている物と判断し、すべて賛成するものであります。
この内、21年度の一般会計補正予算でその活用が検討されている問題として、地域活性化や雇用創出に向けた国の臨時交付金の問題でありますが、先ほどの審議でも明らかなように、今般の緊急措置は、自治体の創意工夫で思い切ってしっかり活用せよと積極的な活用が呼び掛けられている内容となっております。とは言うものの、全国から手が挙がる問題ですから、手を上げても家がうまい事認定されるかどうかと言う側面はありますが、何れにせよ、この呼びかけに答えて大いに活用するべきと心得ます。
そういう点では、これまでも議論の俎上に上っている内容を思い切って検討するべきでは有りませんか。安全安心のまちづくりの観点からも、6月1日から義務化の始まった既存住宅への自動火災報知機の設置や、災害救助用物資や救助設備の充足への活用。地球温暖化対策として、自然エネルギーへの公共施設等での設備の転換等々、継続実施は難しいにしても単年度の取り組みとして、新たな分野で積極的に工夫を凝らして有効活用の道を探るべきと心得ます。
今後の議会で具体的な提案がなされるとの事でありますから、期待をしているところではありますが、要は、新たな分野へ踏み出す事が肝心です。方向として既存の施策に対して、この財源を充当して行く内容では、交付金の活用の意義が十分に発揮されている物とは思えません。これらの点も踏まえ、ぜひ、これまで議論の俎上に上った問題も検討に加えるよう申し述べまして、今般提案の全10議案については賛成するものであります。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせください。町会議員 芝 和也