川西町議会議員芝 かずや

議会報告

平成22年川西町3月議会 2010年3月12日 

取り上げた問題



◎『住宅リフォーム補助について』


◎『子宮けいがんワクチン接種補助について』




問い(芝 和也 議員)
 地域経済の活性化に向けて、国では、住宅エコポイントの制度が始まる。これを受け県でも制度の上乗せが開始されている。町としても、以前から提起している住宅リフォームへの助成措置を講ずる制度を設けよ。


答え(上田 直朗 町長)
 地域経済の活性化にどう取り組むかの提案だ。国の住宅エコポイントが始まり、県もスタートさせる。住宅リフォームへの助成は、県内では広陵町で上限10万円の取り組みがある。本町としては、介護保険での改修や耐震診断改修、便所の水洗化への貸付等の制度で対応しているのが現状。こうした活性化策は、町財政が厳しい折、県や国の単位で広く取り組んでほしい。


問い(芝 和也 議員)
 地域経済をどう廻していくかが問われている。全国での同様の取り組みでは、投下予算に対して20~30倍の経済波及効果を生んでいる。活性化には消費を如何に喚起していくかだ。


答え(上田 直朗 町長)
 経済活性化の予算は22年度実施分で2億5千万。雇用創出で6千万こちらは22年~23年で実施する。町としては、これらを活かしたい。そして、リフォーム制度については、研究は進めて参りたい。


問い(芝 和也 議員)
 予防保険事業について伺う。新年度から、子どものヒブワクチン接種への補助が予算化された。住民要望に応える町の姿勢を評価する。こうした取り組みは、住民の懐を温め、健康増進を高め、町全体の医療費の抑制にも繋がる全体が密接に関連した取り組みだ。
 そこで、がんに対するワクチン接種で、子宮けいがんがある。ワクチンの接種と検診でほぼ100%予防できる。それは、ウイルス感染が病気の原因だからだ。すでに先進30カ国では、公費による定期接種が始まっている。流れは、この方向だ。本町でもヒブワクチン同様に国が踏み切るまで、助成制度を設けよ。


答え(上田 直朗 町長)
 ヒブワクチン補助は、子育て応援の一環で髄膜炎予防のため上限3000円として、実施する事とした。
 子宮けいがんは、確かにワクチン接種と検診で予防できる病気だ。10代前半での接種が推奨されている。対象が思春期の女性になるので、保護者の理解も含めた取り組みなどとも合わせて検証しながら取り組んで行くようにしたい。


問い(芝 和也 議員)
 町長も言われたように、病気について正しい知識と理解を深めてもらう事が大切だ。去年秋から、国が子宮けいがん検診のクーポン券を支給している。本町の受診状況は、10%だ。全国平均が12.5%という状況にある。やはり、予防についてよく知ってもらう事が大切だ。とくにワクチンの対象となる若年になるほど、受診率が落ちている。行政の取り組みは、環境を整える事だ。助成制度を設け周知に努めよ。


答え(上田 直朗 町長)
 周知の浸透が不十分だと思う。周知して認識を深めてもらう事が大切だ。費用も高くつく事もあるが、まずは、周知し、検診のピーアールに努める事から始めて行く。











ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせください。

川西町議会議員
芝 和也


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