川西町議会議員芝 かずや

議会報告

平成22年川西町9月議会 2010年9月10日

取り上げた問題


◎『これからのまちづくりについて』

「町民講座」並びに、「まちづくり懇談会」の開設を求める

 ★町長、10月末に町政懇談会開催を表明!




問い(芝 和也 議員)

 自治体の仕事として、きめ細かな住民施策の充実が常に求められている。それを進めて行く上で、どれだけ開かれた自治体であり、住民参加の条件が整えられているのかが問われている大事な問題だ。そのために、町としては、住民に対して恒常的に情報提供の場を持ち、住民と行政が情報を共有し合い、知恵を出し合い、みんなでまちづくりを進めていく事が、自治体運営の基本と心得る。
 そこで、役場の部課長が講師になるなりして、自分が現在担当している分野の現状や課題を知らしめて、住民と一緒になってその課題を議論する「町民講座」のような場の開設を求める。


答え(上田 直朗 町長)

 今日、地方分権が叫ばれ、各地の自主的な取り組みが求められてきている。そうした中、住民ニーズも多様化してきている事からも、役場にとっても、現状を認識し、理解する事は大事な問題と心得ている。


問い(芝 和也 議員)

 現状認識が重要との事だ。住民も行政も双方とも大切な点だ。この町民講座は、そう言う認識を深め会う場として重要ではないか。これは、ただ単に、情報を伝えるだけとは違い、職員の説明能力や、情報収集能力、論点の整理やまとめる能力も養える研修の場にも活用できる。コミュニケーションをとる上でも有効に働くものと考えるが、どうか。


答え(上田 直朗 町長)

 今、地域力を高める事が大切で、川スポもNPOの資格をとってもらって、平成20年からは、体協との共催で町民体育祭の運営も手掛けてもらっているし、住民団体の中でも、見守りたいや防災等にも自治会にお願いしながら活動いただいている。こうした、地域力を高めて行く事が大切で、様々に対応していく事が重要と心得る。


問い(芝 和也 議員)

 そのためにも、情報を共有する場の開設が必要ではないか。毎年、人推協の地区別懇談会も各々の自治会長さんには御苦労頂いてるが、この取り組みのように、「町民講座」とはまた違う形で、町長と役場幹部職員が各自治会に出向いて、直に住民の皆さんに接し、現在、町が抱えている諸課題や、施策の中身、今後の構想について語り、参加頂いた皆さんからは、地域の事や町政に関する要望を聞かせてもらう形の、行政懇談会的な「まちづくり懇談会」を毎年展開し、コミュニケーションを深める事が必要ではないか。


答え(上田 直朗町長)

 役場の現状を分かってもらう事は大切と思っている。特に財政などは認識を深めてもらう必要が大事だ。今年の10月末頃になるかと思うが、こう言った点では、自治連合会と共催で自治会長さんに集まってもらって「町政懇談会」を開催するべく、準備を進めて参りたい。


問い(芝 和也 議員)

 これまでにない新たな取り組みで良い事だと思う。大いに進めて行って頂きたい。ただ、対象を自治会長さんに絞らずに、もっと広くオープンにするべきと思う。幸か不幸か川西町は、こじんまりとした規模の自治体で、町長と住民の距離はきわめて近い位置に有る。各自治会毎に懇談の場を持つ事が、十分出来る規模だから、これを活かさん手は無いと思う。身近に接しれて、直に意見を聞けるから、お互い協力してまちづくりに活かせるではないか。


答え(上田 直朗 町長)

 町内には、比較的大きな団体としては、婦人会、老人会、自治会が有る。そして、これらの団体のところでは、そうした身近な意見は、日ごろから聞いてもらっているので、まずは、団体の皆さんとの懇談が良いのではと考えており、ここから出発して参りたい。
 そして、町村合併や、学校統合の時のような大きな問題が生じたときには、各地に出向く事が必要になると思っている。日常的なテーマでは団体から始めて、その後で更に深めて行くような場合は、つっこんだやつを検討して参りたい。












ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。

川西町議会議員
芝 和也

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