川西町議会議員芝 かずや

議会報告

平成21年川西町12月議会質疑 2009年12月14日

取り上げた問題

*ごみ出しの巡回について

*職員の労働時間短縮について

*企業立地促進条例について

*小学校デジタルテレビ取得について



『ごみ出しの巡回について』

問い(芝 和也 議員)

 シルバーに依頼して、ごみの出し方の徹底を図るとの事だが、駅前放置自転車同様に、現状を監視せねばマナーが保たれない。これらのモラルの徹底への方策は、如何に考えているのか。


答え(上田 直朗 町長)

 現状は、各々自治会で、会長さんなりを通じ徹底が図られ守られているが、一部マンションやハイツにおいて周知の不備がある。対策として、地域活性化交付金を活用し、現場での巡回指導を図ることとした。


問い(芝 和也 議員)

 現場での巡回では限界もある。分別の意義や焼却における環境問題等、いろんな機会を通して世代を超えて全体が理解を深める取り組みも求める。


答え(上田 直朗 町長)

 趣旨は今述べたとおりだ。早く周知されるよう庁内でも協議して参る。



『職員の労働時間短縮について』


問い(芝 和也 議員)

 この労働時間の短縮は、既に20年人勧で指摘されている。放置してきた理由並びに、踏み切る事になった経緯は。


答え(上田 直朗 町長)

 20年に施行されておったが、住民サービスの低下が懸念されたので、据え置いたが、給与は人勧に準拠し引き下げ実施を図っているので、今回時間の方も合わせる事とした。


問い(芝 和也 議員)

 同じ人勧で、給料の引き下げは従うが、労働時間は据え置く措置は、どうかと思う。従うか否かは個々の判断だが、今後は、整合性のとれた対応をお願いしておく。


『企業立地推進条例について』


問い(芝 和也 議員)
 
 企業の誘致計画についてどのような構想を持っているか。


答え(上田 直朗 町長)

 雇用の促進や法人住民税の確保等を念頭においている。


問い(芝 和也 議員)

 条件を提示し誘うが、両工業団地はほぼ埋まっている。用地についてはどう考えている。


答え(上田 直朗 町長)

 現状は、現在、藤田珈琲が進出中であり、残地は2,000㎡程の工業用地がとなる。埋まる事が専決で、線引き見直しの際には、出来るだけ増やしていけるように、協議をしたい。


問い(芝 和也 議員)

 条例制定の目的は、企業立地による税収の確保と住民の雇用だ。住民が進出企業で働ける策はどう考えている。


答え(上田 直朗 町長)

 雇用も重要だが、税収確保も重要だ。立地する事で人の交流も生まれる。こう言う形で進めたい。


問い(芝 和也 議員)

 誘致する事が中心の意向だ。雇用は、今日特に求められている問題だ。条例にもその目的で、産業の振興と雇用の促進を図り、もって町の経済の活性化と住民生活の安定向上に資すると定めている。自治体として、住民の雇用につながる証を持って臨む事が必要ではないか。


答え(上田 直朗 町長)

 立地する企業により、地域の雇用につながる分とそうでない分がある。今回のスーパーおくやまは、パートの口が期待されるが、藤田珈琲は技術者が必要で雇用は疑問だ。何れにしても、地域の方から雇用してもらえるようにお願いしてい参りたい。


問い(芝 和也 議員)

 誘致の条件に一定規模以上としているのは、誘致に重きを置いているからではないか。住民の雇用を中心に視点を移せば、規模に制約をかけずとも、町内で起業してくれる所に対して、そこに住民の雇用が生まれれば、奨励金の交付をする事が必要ではないか。
 使い道は同じだ。条例の目的からして有効に働くものと考える。町長の考えは。


答え(上田 直朗 町長)

 今、立地しているGMBも拡張されるが、周辺住民が時間的な形で就労されている。雇用については、一般の方が行けるような分野を出来るだけ広げてもらうようにし参りたい。




『デジタルテレビ取得について』


問い(芝 和也 議員)

 6社の指名で入札に至ったとの事だが、6社を指名した経緯は。


答え(上田 直朗 町長)

 経過については、教育委員会なので教育長から説明申し上げる。


答え(森杉 衛一 教育長)

 指名業者の中でテレビの取扱業者を選び、地元から出発して数が不足したので近隣へと対象を広げた。


問い(芝 和也 議員)

 町内業者が4社。入札規定上5社以上が必要なので、近隣の2社を入れたとの事だが、入札は競争性が大事だ。地元でそろわなければ、近隣にとどめず、対象を広げて競争性を発揮してはどうだ。


答え(森杉 衛一 教育長)

 広げよとの事だが、基本は地元をメインに順番に広げていく事だと思う。いっぺんに広げると、応札が有るか否かが不明だ。
 また、大手の卸業者と地元の小売業者を競争させるのもいかがなものか。
 これらを勘案しこのメンバーとした。ご理解願う。


問い(芝 和也 議員)

 予定価格はいくらに設定している。


答え(森杉 衛一 教育長)

 約1,200万円だ。


問い(芝 和也 議員)

 落札額のほぼ倍だ。予定価格は町の購入基準だ。これは、住民の買い物なんだから事前に公表して認識をしてもらってしかるべきでは。


答え(上田 直朗 町長)

 予定価格は、公表に向かって進めていくべきと思っている。


問い(芝 和也 議員)

 入札は競争が大事だ。予定価格は公表したいとのことだ。これに、建設で導入の最低制限価格を加味して実施しては。


答え(上田 直朗 町長)

 最低制限価格は、工事には必要だと思うが、物品購入においては価格に相当の開きが出ると思うので、果たして必要か否かは十分検討したい。


問い(芝 和也 議員)

 入札の方法だが、物品購入における一般競争入札についての町長の考えは。


答え(上田 直朗 町長)

 大きな事業については、妥当と考えているが、これは時間も相当要することからも、今回のような時限的のものについては、指名競争入札が妥当と思う。









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川西町議会議員
芝 和也
 

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