議会報告
- 平成22年川西町6月議会質疑 2010年6月15日・18日
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取り上げた問題
*基金の積み立てについて
*下水道使用料について
*住民税の年金天引きについて
*国保の賦課方式について
*住新特別会計について
『基金の積み立てについて』
問い(芝 和也 議員)
会計を閉じるに当たって、清算後の余剰金を基金に積む処理だが、これは単純に事務的結果によるのか、意図して節減に努めた結果によるものか。
答え(上田 直朗 町長)
経済活動に起因する部分が多いかと存ずる。特に請負額等が非常に減少した事の結果の反映だ。
答え(嶋田 義明 理事)
町長が申されました通り、入札による歳出減と言う事でございます。
問い(芝 和也)
経済活動の結果との事だが、政策的に財政工面への努力をしているわけだから、節約できた御金は財政対策に使いながらも、くらしの応援策への充当に努力されたい。
『下水道使用料について』
問い(芝 和也 議員)
当初見込みの一割に終わっているが、その原因は。
答え(上田 直朗 町長)
先ほども述べたように、入札減と水道使用料の減による所が大。経済活動が小さくなっている現れと受け止めている。
答え(嶋田 義明 理事)
水道の使用料の減は、法人関係の水道料の落ち込みが激しく、景気によるものが大きいと認識しております。
問い(芝 和也 議員)
了解した。
『住民税の年金天引きについて』
問い(芝 和也 議員)
天引きの該当者への制度周知はしているのか、それとも自動的に始めるのか。
答え(嶋田 義明 理事)
周知については、特に手だては執っておりません。
問い(芝 和也 議員)
周知はせずに、自動的に天引きになるようだが、制度変更で、税金を納める方法が変わる。これは、徴収る側の努めてとして、制度変更の合意を得るよう努力されたい。
答え(上田 直朗 町長)
制度の変更については、該当者への周知に努める。
『国保の賦課方式について』
問い(芝 和也 議員)
最高限度額の引き上げが提案されている。本町の賦課方式は、世帯割、人口割、所得割、資産割の4方式だ。現在、所得は無いが資産によって限度額に達する方の有無を示せ。
答え(上田 直朗 町長)
承知してないので、担当から説明させます。
答え(嶋田 義明 理事)
資産だけの方はおられません。
問い(芝 和也 議員)
資産で限度額に達する実態は無いとの事だが、この手の条件による該当者が増えてきたら、支払い能力を超えた負担になってくる。その辺、臨機応変に対応する事が必要だ。
実際、4方式から資産を外して3方式に変更している自治体もある。現状に、より応じた賦課にするための検討があってしかるべきでは。町長の考えは如何に。
答え(上田 直朗 町長)
年金生活者になってからは、資産割にかかる分が多いと大変になる。特に市街化区域の住居所有者等は評価が上がるから、より大変。これらを踏まえ、固定資産税を出来るだけ低く抑えるように考えている。
私としては、固定資産にかかる負担が大きくならないようにしようと、基本的に考えている。
『住新特別会計にいて』
問い(芝 和也 議員)
繰り上げ充用が繰り返えされているが、最後は焦げ付く事が懸念される。見通しは如何に。
答え(上田 直朗 町長)
これは、月遅れで返済されている方が有るのと、県の回収組合からも同様に月遅れで入ってくる分が有る事から、こう言う措置をとっている。
答え(嶋田 義明 理事)
滞っている方もおられますが、前倒しで返済しておられる方もあり、全体としては、収納率が落ちております。
町としては努力もいたしますが、住新組合に回収を依頼し一緒に頑張る旨、話をさせてもらっています。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
川西町議会議員
芝 和也